カテゴリ:痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸( 4 )

コンドロイチン硫酸と皮膚の老化
 コンドロイチン硫酸を意識的にとりはじめた人が最初に実感するのは、肌の変化でしょう。「肌がみずみずしくなった」「くすみが消えて輝きが生まれた」「張りが出てきた」といった声がよく聞かれます。からだの外側からコンドロイチン硫酸を補充したことで、健康な素肌がよみがえったことを示すものと思われます。
 これはとりもなおさず、皮膚の老化は体内のコンドロイチン硫酸の不足が重大なカギを握っているということです。

肌のうるおいを保つキーワード
 皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の三つの層に大別できます。このうち、皮膚の本体をなしているのが、三層の真ん中に位置する真皮です。
 真皮の約70%はコラーゲン線維で、その隙間を埋める形でコンドロイチン硫酸が存在します。量的には少ないものの、コンドロイチン硫酸はここで皮膚の機能維持に不可欠な働きをしています。
 真皮中のコンドロイチン硫酸の役割はまず第一に、多量の水分を抱え込んで皮膚の水分量を保持することです。
 若い健康な肌は「みずみずしい」と表現されますが、まさに若い人の皮膚は水分が満ちあふれています。赤ちゃんの皮膚は、その最たるものです。そして、この「みずみずしさ」を生み出している原動力が、コンドロイチン硫酸なのです。
 それが加齢にともない、真皮中のコンドロイチン硫酸が減ってくると、皮膚の水分はどんどん失われていきます。年をとるごとに肌のかさつきやシワが生じやすくなるのは、こうした水分不足によるものです。
 第二に、真皮中のコンドロイチン硫酸は真皮の骨組みを形成するコラーゲン線維を正常に保つ役割も果たしています。
 真皮の中のコラーゲンは、細線維を束ねた太いヒモを何本も作り、それらが互いに〝橋〟をかけあって一枚の厚い膜を作っています。若い健康な肌が「弾力」に富むのは、こうしたコラーゲンの構造によるものです。
 ところが、年をとるとコラーゲンが変性しやすくなります。細線維の束どうしが〝余分な橋〟をたくさん掛け合って、真皮を硬く弾力の乏しい組織に変えてしまうのです。このようなコラーゲンの変性は、加齢によるコラーゲンの新陳代謝の衰えの他に、真皮中のコンドロイチン硫酸の量が減ることも関係しています。

乾燥肌に88%の改善率
 真皮中のコンドロイチン硫酸は、表皮細胞の活性化にも寄与していると考えられています。
 表皮は四つの層に分かれていて、最下層の基底層で随時新しい細胞が作られ、それが徐々に表面に押し上げられて、最終的に角層(アカやフケ)となって剥がれ落ちるしくみになっています。こうした表皮細胞の新陳代謝は、通常28日サイクルで行なわれていますが、年をとるとともに代謝の回転が遅くなって、角層がなかなか剥がれ落ちなくなります。そうなると、皮膚の透明感が失われ、シミが沈着する一つの要因にもなります。
 この表皮の活動を根底で支えているのが、真皮です。土壌の肥えた土地で育つ植物が元気なように、多量の水分を保持した弾力に富む真皮を基盤とする表皮の活性は高く保たれます。その豊かな土壌作りにコンドロイチン硫酸が不可欠なのです。
 日頃からコンドロイチン硫酸を十分に補給していれば、肌の老化を食い止め、みずみずしい素肌を取り戻す大きな手がかりになるはずです。
 実際に、乾燥肌の人にコンドロイチン硫酸を主成分とした健康食品を30日間とってもらった研究では、88%の改善率が報告されています。



痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸
痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸




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by beauty-moisture | 2017-03-04 08:50 | 痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸

関節がなめらかに動くしくみ
 骨と骨の連結部にあたる関節では、通常骨どうしがじかに接することはありません。双方の骨の接点は「軟骨」というやわらかい骨で裏打ちされていて、その軟骨と軟骨の隙間を満たしている「関節液(滑液)」が、関節のなめらかな動きを生み出す潤滑油の役目を果たしています。
 関節液は、関節に力が加わるたびに軟骨からしみ出ますが、実はこの関節液を、軟骨の中で多量に抱え込んでいるのが、コンドロイチン硫酸なのです。

膝や腰の痛みはこうして起こる
 関節軟骨には、からだの中で最も多くコンドロイチン硫酸が含まれています。ところが、軟骨中のコンドロイチン硫酸も、他の部位と同様に、年をとるにつれてその量が減少しはじめます。
 軟骨中のコンドロイチン硫酸が減少すると、軟骨は本来の弾力を失ってササくれ立ってきます。さらに、関節液の分泌も減るために軟骨どうしが直接ふれあうようになり、軟骨は次第にすり減っていきます。やがては骨どうしが直接ぶつかる事態となって、その結果、痛みが生じてくるのが変形性関節症です。
 変形性関節症は、膝や腰、首などに起こりやすく、特に体重を支え続けている膝関節の発生頻度が高くなっています。

血管新生が軟骨を変性させる
 変形性関節症の発生には、摩擦による軟骨の変性以外に、「血管新生」も深く関わっています。通常、軟骨の中には血管が通っていないのですが、その軟骨に毛細血管が入り込んで軟骨を変性させ、最終的に軟骨を破壊してしまうことがあるのです。同様の現象は慢性関節リウマチの患者さんの関節にもみられます。
 こうした血管新生が生じる背景には、コンドロイチン硫酸の不足が示唆されます。というのも、不必要な血管新生を抑える作用があるコンドロイチン硫酸の豊富な軟骨に、血管が入り込むことは考えられないからです。
 軟骨は一度破壊されると再生は困難とされています。ですから、軟骨の変性を防ぐため、コンドロイチン硫酸の体内合成が衰えてくる中年以降は、積極的に体外からの補給に励みたいものです。
 また、すでに変形性関節症やリウマチを患っている人でも、コンドロイチン硫酸の継続的な摂取で痛みが緩和されたり、関節の動きがよくなる例が報告されています。


痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸
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by beauty-moisture | 2017-03-03 07:35 | 痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸

からだの抵抗力を高める

病原菌を排除するメカニズム
 コンドロイチン硫酸は、細菌やウィルスの感染を防ぐ力もあるといわれています。具体的な作用機序はまだよくわかっていないのですが、およそ次のようなメカニズムが示唆されています。
 まず一つは、結合組織の一員としての作用です。
 結合組織の中に、コンドロイチン硫酸をはじめとする構成成分が十分に揃っていれば、細胞どうしの結合が非常に強固となり、細胞自体も活性化されます。その結果、細菌やウィルスの入り込む隙がなくなるというわけです。
 二つ目に、コンドロイチン硫酸の細胞を活性化する作用は、からだがもともと持っている病原菌と闘う力(免疫力)の賦活に役立つ可能性も考えられます。
 第三に、コンドロイチン硫酸そのものがもっと直接的に病原菌にアタックするとの見方もあります。コンドロイチン硫酸はマイナスに荷電しているため、同じようにマイナスに荷電している病原菌をはねとばし排除するというものです。

コラーゲンとの協同戦線
 さらに、感染後の細菌やウィルスに対しては、コラーゲンとの協同戦線も示唆されています。
 コラーゲンは、コンドロイチン硫酸と並ぶ結合組織のもう一つの主役成分です。この二つの成分は、さまざまな場面で協力して働くことが知られていますが病原菌退治においても両者が手を組み、感染の拡大阻止に働くようなのです。
 いずれにしても、結合組織の中に存在するコンドロイチン硫酸が、細菌やウィルス撃退の一翼を担っていることは確かと思われます。


痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸
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by beauty-moisture | 2017-03-02 10:33 | 痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸

コンドロイチン硫酸の基本的な働き
 ムコ多糖には、酸性のものと中性のものがあります。このうち、コンドロイチン硫酸は酸性ムコ多糖に属し、酸性であるためにマイナスに強く荷電しており、それがコンドロイチン硫酸の生理作用、薬理作用に大きく寄与していると考えられています。
 酸性ムコ多糖、すなわちコンドロイチン硫酸の基本的な働きとして現在までに示されているのは次の十項目です。
①体内の水分量のコントロール
②細胞を出入りする物質の調節
③骨の形成を助ける
④傷をすみやかに治す
⑤細菌の感染を防ぐ
⑥関節組織の円滑化
⑦血中脂質の改善、
⑧血液凝固の抑制(弱)
⑨血管新生の調節
⑩目の透明度を維持する
 酸性ムコ多糖には、コンドロイチン硫酸の他にヒアルロン酸やヘパリンなどがあります。しかし、前記の①~⑩の作用をすべて兼ね備えているのはコンドロイチン硫酸だけです。
 また、生体内分布の広さもコンドロイチン硫酸は飛び抜けており、からだのあらゆる組織に存在して、その働きを円滑にする潤滑油の役目を果たしています。

体内の含有量は20才頃を境に減少
 ところが、体内のコンドロイチン硫酸は年令を重ねるごとに徐々に減少していきます。これは、からだの中で合成されるコンドロイチン硫酸の量が減るためですが、60才を過ぎると、20代の頃の約4分の1にまで合成能力が落ちるともいわれます。
 コンドロイチン硫酸が不足すると、からだはまさに油切れの機械のように、きしみはじめます。細胞レベルから総崩れになって老化が進むほか、さまざまな病気が引き起こされてきます。特に、からだの中でもコンドロイチン硫酸が多く含まれる軟骨や腱、大動脈、心臓弁膜、骨、皮膚などのダメージは甚大です。加齢につれて関節の痛みや骨の老化、動脈硬化、肌のおとろえが生じてくるのはこのためです。
 いつまでも病気を寄せ付けない若々しい肉体を保つには、毎日の食生活の中でコンドロイチン硫酸の豊富な食品(47頁参照)を積極的に補給していくよう心がけたいものです。



痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸
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by beauty-moisture | 2017-03-01 09:37 | 痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸