□呼吸は水と油のハーモニーから

スクワランと肺のレシチンとの相似点
 体内への酸素の取り入れ口である肺の肺胞表面には、“肺サーファクタント”と呼ばれる特殊なレシチンの油の膜があって、これが呼吸(つまり酸素の出入り)を支えています。
 レシチンとは、動・植物の生体内に含まれているグリセロリン脂質。哺乳動物では、細胞膜など生体膜を構成する主要成分。
 主体となる=リソに、側鎖として3つの脂肪酸がくっついた構造をしており、脂肪酸の種類と組み合わせによって、多種多様のものが存在します。
 すなわち、スクワランと肺胞表面に存在するレシチンとは、ともに飽和した構造の物質であり、よく酸素を透過する性質をもっているのです。

潤いある肌は水と油のハーモニーから
 美しい肌を讚めたたえるとき、「潤いのある肌」といった表現が使われます。
 じつに文学的で味わい深い表現ですね。
 ところがこの言葉、科学的にもかなり的を得た表現なのです。
 「潤い」とは、水気をおびること。
 事実、「潤いある美しい肌」には、水分(汗)が欠かせまぜん。
 つまり、水分と皮脂の油とが。バランスよく保たれた状態が、まさに潤いある肌といえるでしょう。
 一般的に、水と油とは、互いに混じりあうことのない相反するもの、といったイメージがあります。
 しかし、この水と油との絶妙な。バランスこそが、肺呼吸ならびに皮膚呼吸をコントロールし、生命の維持に貢献しているのです。

呼吸は水と油との共同作業
 前述のように、肺胞の表面は“肺サーファクタント”と呼ばれるレシチンの油でおおわれています。
 そして、肺のなかは湿度が100%。このレシチンの油の表面は、薄い水の膜でおおわれています。
 肺に送られてきた酸素は、まずレシチンの表面にできた水の膜に溶けこみ、そのあとレシチンの油の層を透過して血液中に入ります。
 こうした水と油との共同作業が、酸素の透過をスムースにし、呼吸を支えているわげです。皮膚呼吸の場合でも、この水と油の共同作業が活躍しています。
 したがって、この肺のレシチンと同様の機能をもった物質が、化粧料として好ましいのです。



スクワランいきいき美容健康法
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by beauty-moisture | 2017-01-19 10:36 | スクワランいきいき美容健康法