胎児と母親とを結ぶ臓器

妊娠中につくられる臨時の臓器
 「プラセンタ」(Placenta・英語)とは、まえがきでも触れたように「胎盤」のことです。もともとはラテン語で、「お菓子(ケーキ)」を意味する言葉です。ヒトの胎盤の形状が円盤状で、平たいホットケーキに似ていることから、こう呼ばれるようになったといわれます。
 プラセンタは胎児を守り、育てるために妊娠中につくられる一時的な臓器で、出産によりその役目を終えると体外に排出されてしまいます。
 ヒトの場合、卵子と精子の出合いにより生まれた、直径〇・一㎜ほどの一個の受精卵が約二八〇日後の出産時には、体重三~四㎏、体長約四〇㎝の胎児へと成長します。プラセンタも同様に成長し、直径約一五~二〇㎝、厚さ約一・五~三㎝、重さ約五〇〇gにまでなります。

胎児の発育を支える
 プラセンタは胎児とへその緒(臍帯)でつながり、その中を血管が走っており、母体の中にあって、まだ人間の体として一本立ちしていない胎児と母親を結んでいます。
 そして、妊娠の期間中、胎児に必要な酸素や栄養素の供給を仲立ちし、まだ発展途中の胎児の内臓に代わって消化や排泄をしたりします。
 また、ホルモン分泌を行なったり、病気にかかりにくくするための免疫を与えるなど、胎児がおなかの中で健やかに成長するために、実にさまざまな働きを担っています。
 まさに生命の源といえるプラセンタの働きについて、次項でもう少し詳しく見てみることにしましょう。



更年期障害、疼痛、美容などにプラセンタ療法
更年期障害、疼痛、美容などにプラセンタ療法



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by beauty-moisture | 2017-01-24 11:31 | 更年期障害、疼痛、美容にプラセンタ療法