グルコサミンのもつ生理作用

プロテオグリカンの原料に
 口から摂取したグルコサミンは速やかに吸収され、血液によって体の各組織へと運ばれ、そこで利用されます。軟骨や皮膚などでは、とくに多くのグルコサミンが取り込まれます。
 関節軟骨の構成成分としてはコラーゲン、プロテオグリカン、軟骨細胞などがあげられます。
 プロテオグリカンは関節軟骨の主成分で、軟骨に水分を保つ働きをします。吸収されたグルコサミンは、このプロテオグリカンを作るための原料となります。

皮膚の保水性を高める
 私たち人間の体の半分以上は水分ですが、この体内の水分量の減少と老化現象は関連しているといわれています。
 たとえば皮膚の場合、肌の含水量が少なくなるにつれて、シワやたるみ、肌あれなどが目につくようになります。
 肌の保水性に関係している物質は、ヒアルロン酸やコラーゲンです。これらの成分が皮膚に多ければ多いほど、保水性が高まり肌の老化を予防できます。
 グルコサミンは、ヒアルロン酸の合成を高める働きがあるので、肌の改善や健康維持に役立つことになるのです。こうした保水性を高める作用も、ヒトを使った臨床試験で証明されています。

見逃せない抗炎症作用
 関節炎をはじめとするいろいろな炎症性疾患には、白血球中の好中球が関与していると考えられています。
 炎症の際に活性化された好中球は、接着分子を介して血管内皮細胞に接着し、さらに血管外に遊出して炎症部で異物を貪食します。
 そこでより活性化された好中球は活性酸素を生成し、細胞外に放出します。それと同時に、たんぱく分解酵素などの顆粒成分も細胞外に放出します。
 活性酸素や顆粒成分は強い細胞障害作用を持っているため、炎症反応に伴って組織障害を引き起こすことになるのです。
 グルコサミンには、こうした組織障害のもとになる好中球の機能を抑制する作用のあることが、ヒトの血液を使った実験によって明らかになってきました。炎症反応に伴う組織障害に対して防御的に作用し、抗炎症効果を発揮する可能性が見出されたのです。



膝の痛みを抑え、血液をサラサラにするグルコサミン
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by beauty-moisture | 2017-02-17 11:58 | 血液をサラサラにするグルコサミン